きもの百人*雛の会 in 神楽坂
ちょこっとお知らせ。来週の日曜、3月2日に東京・神楽坂でイベントがあります。同時開催のきものフリマ@赤城神社のほうに私も出没しますので、お時間のある方は遊びに来てくだれませ。
きもの百人*雛の会
http://kimono100.seesaa.net/
神楽坂きものフリマ 2008
http://park5.wakwak.com/~rakugo/kimonofrima/
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神楽坂きものフリマ 2008
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金曜に、とあるコミュニティの企画で屋形船に乗りに行ってきた。着物関係のコミュニティなので基本的に浴衣推奨で。うるさいことを言うと、浴衣は本来はホームウェア的なものなので遠出したり食事に行ったりするときには着ないものなのだが、着物っぽい色柄のものであれば襦袢と足袋を付けることで着てもOKということになっている。しかし、梅雨明けしてからの暑さは尋常ではなくて、少しでも涼しく過ごせるようにしておかないと熱中症でバテそうなほどなので、納涼企画でもあるし、素足に浴衣で行くことにした。
参加してた皆さんも、私と同じように浴衣の人、浴衣に襦袢と足袋を付けてる人、夏物の着物に名古屋帯の人と、さまざま。屋形船の中は冷房が効いていて助かった。船は浅草橋から隅田川に出て、お台場の辺りまでゆったりと走った後、そこでしばらく停泊。レインボーブリッジなどが間近で見える場所だった。写真も撮ったのだけど、腕の悪さと船の揺れとで、ぶれぶれで話にならなかった。帰りはちょうど満潮時だったようで、隅田川から支流に入る橋をくぐれないということで、10~15分ぐらい潮が下がるのを待っていた。
しかし、家に帰ってきたら靴擦れ(鼻緒擦れだけど)になってて、今もかなりひどい状態。歩いてる最中、ちょっと擦れてるなーとは思ったのだけど、それほどヒドイとは思ってなかった(お酒が入ってたからか?) しばらくはサンダルも履けない。もともと靴でもサンダルでも素足で履くと必ずどこかが靴擦れになるような軟弱な足なんだけど(ああ、足を鍛える方法ってないもんだろうか)、太い鼻緒の下駄なので油断してしまった。歩くときだけでも足袋ソックスを履けば良かったんだろうか。でも半衿を付けてないのに足袋を履くのは変だし。と思っていたら、コミュ主さんからいい方法を教えていただいた。五本指のソックスの指先部分と甲より上を切ってしまって、歩くときにはそれを履けばいいよと。色や柄にもよるだろうけど、足の指先が見えてれば見た目も案外気にならないそうだ。
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今日は仕事を臨時休業にして、表参道まで出かけてきた。ヒルズは素通りして、「くるり」という着物のお店に行ってきたのだ。ここは古着の着物・帯とオリジナルの着物・帯・小物を扱っているお店で、定期的に着付け教室も開いている。遠いのでさすがに通う気はしないが、期間限定で白生地の反物から好きな色に染めるというキャンペーンをやってたのだ(キャンペーン価格は今日3/10までだけど、普段でも問い合わせればやってくれるんじゃないかな)。もちろん普通の呉服屋さんでも誂え染めはやってると思うのだけど、白生地の品揃えとか色の選択とか、店員さんのセンスもあるから、ここぞというお店で頼みたいじゃないですか(と私は思った)。
まず希望の色目を伝えると、一般的な色見本と、「日本の色」というカラーチャートを見ながらあーでもないこーでもないと相談に乗ってくれる。最終的に、「レモンイエロー」に決めた。といってもそれほどキツイ色ではなく、少し黄緑がかったきれいな黄色。次に、反物を選ぶのだが、私は紬が好きなのでまずは3種類の紬の反物を見せてもらった。参考までに紬じゃない柔らかものの反物も見せてもらったが、織りの模様がかなり素敵で心惹かれた。しかし、今回決めた色合いにはやっぱり紬が良いと思ったので、結局、結城産の節のある反物に決めた。染め上がりがものすごく楽しみ。染め上がりは4月初めになるので、その頃にまた。ちなみに反物の値段は1~5万円ぐらいのものが中心。染め代を入れても、普通に染め上がってる反物を買うよりもリーズナブルかも。
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さて着付け教室も終盤に差し掛かってきた。少し間が空いたが、帯セミナーと着物セミナーの両方とも終了したので、その感想を。
セミナーの構成はどちらも同じで、午前中に講義、午後にコーディネート・タイム(という名の販売会なのだが)。講義はかなり面白かった。
帯セミナーは帯の織元の社員さんが講師を担当した(どの会社に伺うかはクラスによってばらばら)。わたしのクラスは、西陣の老舗であり大手でもある、高級袋帯のメーカーだった。本社は京都なので、講師がかなりの数の帯と小物を携えての長期出張という形で、セミナー用に用意された会場に伺う形だった。
講義では、出来上がりの帯だけでなく、生糸、染めた糸、金属糸、紋紙、織るためのさまざまな道具などを見せてもらった。袋帯に使われる金箔やプラチナ箔などの箔紙は、どうやって生地に織り込むのか初めて知った。それから、安い糸を使っている帯と超高級糸を使っている帯、織りの荒い帯と織りの緻密な帯、それぞれの手触りの違いなどは驚愕ものだった。残念だったのは、織り帯のメーカーだからか、織り帯・袋帯の説明ばかりで、染め帯・名古屋帯の話がまったくなかったこと。それから、講師が所属してるメーカー1社の帯しか見られなかったのもちょっと残念。
着物セミナーは、大手の問屋さんが中心となっているセミナーで、色々な種類の着物のほか、帯、小物も揃っていたのは良かった。講義では、染めの着物と織りの着物の特徴、有名な産地の紬の特徴、人間国宝による超緻密な柄の江戸小紋など、実物を触らせてもらいながらお話を聞けたのが良かった。
午後のコーディネート・タイムでは、実際の商品の顔映りなどを確かめながら、合う小物を取り合わせてみたりなどするのだが、アシスタントの方々や着付けの先生も一緒になって「これが似合うわよ!」などと結構な勢いでプッシュしてくる。お値段は、同じものをデパートなどで購入するよりはかなり安いらしいのだが、それでも元々が高級品中心なので、かなり高い。20代・30代の人がぽんと買えるような値段ではない。しかしまあ、もちろん質もデザインも良い品物ばかりなので、物欲が刺激されるのは確かだ。しかも金銭感覚が段々麻痺してきて、たとえば5~6万の品物が安いような気がしてくるのはヤバイ。といっても、売り文句に乗せられてうっかり買ってしまうような人ばかりではなく、断る人はちゃんと断るし、買うまで離してもらえないなどということはないので、生徒10名のうち実際に買うのは3名ぐらいだった。それも、不必要なものを買っているわけではなく、着るつもりで買っているのだから、この時間が苦痛かどうかは人それぞれというところかな。わたし個人的には、気になるものを片っ端から触ったり当ててみたりしたので、将来買う場合の参考にもなって結構満足。
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今回は先生について。先生は毎回違う着物と帯を合わせてこられる(もちろん見せびらかすためではなく、生徒に色んな着物や帯を見せて、コーディネートの仕方を学ばせるため)。以前の先生と今の先生とでは年代も違うし、着物の好みや雰囲気がまったく違うので、見るのが楽しみだ。でも共通しているのは、紬を中心としたすっきりしたコーディネートが多いことかな。柄の多い着物や帯とか、いわゆる「はんなり」した色柄の柔らかい着物はあまりお召しにならないみたい。特に今の先生は、着物も帯も渋い色合いのものが多い。お顔立ちはけっこう派手目なのだが、初めて顔合わせしたときは濃い地色に色味を抑えた染め柄の訪問着を着てらしたので、銀座あたりの女将さんかと思うような怖そうな印象ではあった。でも後日聞いた話では、若い頃に作った着物だと言うので、ずいぶん渋いなーと思った。
初対面のときに今の先生が怖そうだと思った理由はもう1つ。説明会に集まった生徒をギロギロと鋭い目線で細かくチェックしているようだったか ら。これも後で聞いたところ、顔と名前を早く覚えられるようによく観察するのだということだったのだが、でもそのときお顔に笑みが浮かんでいないのです ごーく怖く見えるのですよ(と本人に言ったりはしないけど)。
わたしなどは初心者なのでどんな着物でも爪で引っ掛けたり汚したりしないように恐々と扱ってしまうのだけど、先生は毎日のように着物を扱っているせいか、ぞんざいとも思えるような手さばきなのも感心した点の1つ。以前の先生など、生徒の手際をチェックしてまわっている間に、床に広がっている小物だの帯だのを足でどけたりしてた(笑) それでまあ、そんなに神経質にならなくてもいいんだなと気は楽になった。
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以前に通っていた着付け教室についても書いてみようと思う。その教室は、いわゆるカルチャースクールの中の1講座なのだが、ある全国規模の着付け学校に所属している先生だったので、一応その着付け学校の分校のような形で名簿にも生徒として登録されていたようだった。カリキュラムもその学校のものに沿っていて、初級コースは自分自身での着付け、中級コースは人に着せてあげる着付け、上級コースは華やかな帯の変わり結びなど、そして最終的に試験に合格すると認定資格がもらえて、その組織が主催するイベントやなんかで、着付けの仕事などができるようだった。熱心に練習して技術を習得すれば、大体3年ぐらいで資格が取れるのかな。(わたしは別に資格まで取るつもりもないし、人に着せる技術も必要ないと思ったので、ほぼ着られるようになったら辞めるつもりだった。それに仕事と言ったって、世間一般的に着付けの仕事がどれほどあるのか疑問)。
講座は随時入学可能ということで、それぞれ始めた時期もバラバラだし、2か月に1人ぐらいのペースで新しい生徒も入ってきたりするので、同じ教室内にレベルの違う生徒がいるわけだが、基本的な進め方としては、中級~上級の生徒さんには課題だけ出して後は自分たちで練習という感じだった。先生は主に初級の生徒の面倒を見ており、他に助手の先生も必ずいたので、分からないことがあれば自分からバンバン聞けばさほど問題なかった。
この教室の良かったところは、たとえば名古屋帯であれば5~6回は繰り返し練習するし、慣れてくると、キレイにぴしっと着付けるコツなんかも少しずつ教えてもらえたこと。生徒のそれぞれの帯に合わせて、たとえば(古い帯はたいてい長さが短いのだが)短い帯であれば、それに合った違う結び方も教えてくれていた。それぞれの着物の特徴なども教えてくれたので、勉強になった。
不便だったのは、やっぱり休んだ分の振替ができなかったこと(その曜日のその時間にしか開講していないので物理的に無理なのだ)。カリキュラム的には、先生がそれぞれの進行状況を把握しているので問題ないのだが、受講料が無駄になるのは痛かった。それなら自分でなんとか予定をやり繰りすればいいのだが、いつもそうできるとは限らない。
それともう1つ。その着付け学校で推奨している小物や器具があって、強制ではないのだけど、やっぱり段々とその類のものが増えてしまうこと。帯についても、器具を使わない手結びの方法も教えてくれるのだが、その後で器具を使う場合の結び方のカリキュラムがあるので、教材ということで買わざるを得ない。今後もずっとその方法で着付けを続けていくと自分で決めてしまえば別によいと思うけど、逆に言うとそれがないと着付けられないということになるし、色柄、素材のバリエーションも限られているので楽しみが少ないと思う。
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前にちょっと書いた着付け教室について、少しずつ感想などを書いてみようと思うので、こういうタイトルにしてみた。
今後も特に宣伝や中傷をするつもりはないので、あえて名前を出すけど、日本和装(旧・日本和装振興協会)の無料きもの着付教室だ。興味のある方はWeb検索すればすぐ出てくると思う。まずはこの団体と着付け教室の仕組みなどについての感想。とは言っても、日本全国に事務局と教室があり、会場や講師の都合などで、どこも完全にまったく同じとは限らないと思うので、その辺りは差し引いて読んでください。
この教室はあくまでも営利目的ではないので、基本的に受講料は無料。ただしカリキュラムの一貫として、教室内での茶話会2回のお菓子代(各300円)、帯・着物セミナー2回の昼食代(各1000円)、最後の修了パーティーの会費(8000円)、教室やセミナー会場までの交通費は必要。これは初回の説明会のときに日程や金額の説明がある。これは妥当な金額だし、特に問題ないと思う。
無料だから何か裏があるに違いない、と警戒する人も多いのだけど、運営費用などは後援団体と協力企業からの出資で成り立っている。後援団体というのは、主に着物や帯のメーカーの組合。帯や着物のセミナーは、この会員企業のどこかにお邪魔することになるようだ。協力企業には、着物や帯や和装小物のメーカーも含まれているが、それ以外にも一般企業も含まれている。協力企業からは、受講者にアンケートの依頼やサンプルの配布があるらしい。アンケートは用紙2枚程度のもので、その企業の商品に関するものなどのようだ。すでに1回依頼があったが、有名な製薬企業の女性向けドリンク剤に関するアンケートだった。企業にとってみれば、全国の20~50代ぐらいまでの女性という明確なターゲットに確実にアンケートやサンプリングができるのだから、それなりの調査会社に依頼することを考えると、メリットはあるのかもしれない。
セミナーやパーティーが嫌だ、という人もいるようだけど、セミナーについては「気に入ったものがあれば購入は可能だが、強制的な販売会ではないので誤解のないように」と何度も念を押される。メーカーとしては買ってくれればもちろんうれしいだろうけど、それ以上に、少ない着物人口の中で自社ブランドのファンになってくれる人がいれば、それはそれでメリットがあると思う。受講者にしても、初心者には呉服屋さんは敷居が高いし、帯や着物を見放題という機会はなかなかないので、面白そう。自分の好みや必要なものが明確に判っていて、衝動買いを抑える自信のある人は、全然問題ないと思う。そうじゃない人は、ちょっと尻込みしちゃうかもしれないけど。パーティーにしても、もちろん会費は取られるけども、着物を自分で着付けてそれなりの場所に出かけるにはやっぱり「場数」というのが必要だと思うので、これも良い機会と前向きに解釈してる。
それから必要なものは、着物と長襦袢、帯、着付け小物類。小物類については、使う小物の説明が説明会のときにあり、実際に実物サンプルも見せてもらえた。すでに持ってる人はもちろんそれを使えばいいし、足りない人は、たとえば足袋1足からでも事務局を通して注文できる。品物は一般的なものだし、デパートなどで買うよりも安いと思う。もちろんネットで探せばもっと安いところもあるけど、送料や手間などを考えるとこっちのほうが手軽かもしれない。着物、長襦袢、帯、帯締め、帯揚げは自分で用意しなければいけない。着物自体は正絹でなくても、ポリエステルやウール、木綿でも別に問題はなさそう。ただし浴衣はダメ。また、いわゆる「柔らかもの」の練習には、できれば正絹か、柔らか系のポリエステルが良さそう。帯は、名古屋帯、半幅帯、袋帯(二重太鼓)の練習があるので、最低この3種類は用意しないと練習にならない。
それから肝心の着付けについて。基本的なカリキュラムは全教室で共通のようだけど、着付け学校ではないので統一された「何々式」というようなものではなく、先生が違えば実際の細かい手順などは違う。だから用事があって出席できない回があっても、原則として別の先生のクラスへの振り替えはできない。また、かなり過密なカリキュラムなので原則として欠席はしないようにと念を押される。最初の説明会では、全部出席できる見込みのない人は今回は参加を見合わせて、出席できる時期に応募しなおしてください、とまで言われる。10数回のお稽古でカジュアルからフォーマルまで一通り教えなきゃならないのだから、そりゃそうだ。長くなるので、今通っているクラスの感想はまた後日。
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